プロテスタント宗派

カトリックとプロテスタント

世界中でもっとも信者が多いといわれているキリスト教。

しかし、その詳細についてはあまりわからないという人も少なくありません。
特に、仏教や神道が古くから根付いていた日本の場合は、キリスト教に触れる機会も少なく、カトリックやプロテスタントと言われても、違いがわからないという人が多いのではないでしょうか。

カトリックやプロテスタントといったキリスト教の宗派の違いは、1517年、ルターによって引き起こされた宗教改革以降に生まれたものです。
特に、もともとあったカトリック教会の思想に対し、その権威に対抗するような形で生まれた宗派をプロテスタントと呼びます。

プロテスタントの特徴

プロテスタントの最も特徴的な点といえば、信仰の柱となるのが「聖書」のみである、という点です。
カトリックの場合も聖書は重要な柱であることに変わりありませんが、聖母マリアや聖人信仰なども行うカトリックと違い、プロテスタントはストイックに聖書のみを信仰の中心に据えます。

そのため、教会の建物の作りなどを見ても、プロテスタントの教会は非常にシンプル。清貧の思想といった雰囲気が感じられると思います。

また、カトリックでは教会では「司祭(神父)」と呼ばれる聖職者が信徒の指導にあたりますが、プロテスタントの場合は「牧師」と呼ばれる聖職者がこれにあたります。

また、司祭の場合は、聖職者として信徒とは別の立場として位置付けられていますが、牧師は立場は信徒と同じに位置づけられ、妻帯し家族を作ることも許可されています。
また、司祭は教会でさまざまな儀式を行いますが、プロテスタントの場合は牧師でなくとも儀式を行うことができるのだそうです。

これは、プロテスタントに「神の下での平等」という考え方が深く根付いていることのあらわれといえるでしょう。

ちなみに、普遍的であることを重視し、伝統を重んじようとするカトリックと違い、プロテスタントは比較的思想に幅があり、教会によって教えに違いがある場合もあるようです。