オールセラミックとは?
審美歯科で行われている治療法のひとつとして、オールセラミック素材を用いて、差し歯や歯にかぶせることがあります。
これまで、一般の歯科医院では、歯にものをかぶせる場合、銀歯をかぶせる治療法が一般的に行われていましたが、歯の白い色と銀色との違いが目立ってしまうという欠点がありました。
その点、セラミック素材を用いることによって、見た目にはなんの不自然さを感じることもなく、キレイに仕上がります。
セラミック素材を用いたオールセラミックは、ひとりひとりの患者の歯の状態により、通院する回数に違いがありますが、ほとんどの歯科医院で、1回のみの治療で終わることはまずないでしょう。
メタルボンドとは?
メタルボンドとは、おもに金属素材を用いて行われる歯の治療法であり、従来の銀歯をかぶせる方法と大きく異なる点は、差し歯やかぶせ物の全体は、セラミック素材で覆い、その内側のみ金属素材が用いられるということです。
ですから、見た目には、銀歯には見えず、普通の歯と同じように見せることができます。
では、オールセラミックによる治療と、メタルボンドとは、どのような違いがあるのでしょうか。
オールセラミックは、その名の通り、すべての素材においてセラミックが用いられており、メタルボンドは歯の表面のみ、セラミック素材が使われているということです。
メタルボンドとオールセラミックを治療費で比較する場合、オールセラミックのほうがやや高くなります。